沖縄県SDGs推進方針

本県におけるSDGs推進の
基本理念

沖縄県におけるSDGs推進(沖縄らしいSDGs)の基本理念を「平和を求めて時代を切り拓き、世界と交流し、ともに支え合い誰一人取り残さない、持続可能な『美ら島』おきなわの実現」とします。この基本理念は、沖縄でSDGsを推進・実現するにあたっての、県民一人ひとりの行動の支えになり、鑑になり、また、迷ったときの道標になるものとしてSDGsと同じくバックキャスティングで策定された「沖縄21世紀ビジョン」の基本理念と重なるものです。また、この基本理念は、残すべき、あるいは残したい「沖縄らしさ」と、変えていくべき「沖縄らしさ」の双方を含有しており、継承と変革への沖縄の挑戦を示すものです。

推進体制と方策

沖縄県SDGs推進本部の設置

SDGs推進にあたり、知事を本部長とし、各部局長で構成する「沖縄県SDGs推進本部」を設置し、全庁的にSDGsを推進します。同推進本部の下、関係部局の連携を促進し、統合的なSDGsの推進を目指します。

国との連携

国の「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」では、各種計画等にSDGsの観点を取り入れ、必要に応じた関係制度改革の検討や適切な財源確保に努めるとしています。SDGs推進にあたっては、これらの各種制度を活用する等、国と連携しながら効果的に施策を推進します。

市町村との連携

SDGsの全県的な展開においては、市町村との連携が必須であり、県の取組や県内外の動向などの情報共有や連携した取組等を促進します。

ステークホルダーとの連携

沖縄県はSDGs推進の旗振り役として、自ら率先してSDGsを推進しながら、県民、企業、各種団体等との連携を促進していきます。SDGsの推進を全県的に展開するため、多様なステークホルダーの交流等を促進し、連携しながらSDGsを推進する体制を構築します。

SDGs推進のためのプラットフォーム

沖縄県SDGs推進本部の下に、作業部会(仮称)やアドバイザリーボード(仮称)を設置。沖縄SDGsステークホルダープラットフォーム(仮称)と連携し、全県的なSDGsを推進します。

SDGsの普及

SDGsの普及啓発に取り組むとともに、県職員のSDGsに対する理解を深める取組や市町村に向けた取組を推進します。SDGsとの関連性が高いイベント等におけるSDGsの情報発信や刊行物、パンフレット等におけるSDGsのロゴや関連するアイコンの積極的な活用により、普及啓発に繋げます。県が自ら実施する普及啓発に加え、SDGsに取り組む企業や団体等とのパートナーシップによる普及啓発を推進します。

沖縄らしいSDGsの実現に
向けた優先課題

沖縄らしいSDGsの基本理念の達成に向けた取り組みの柱として、SDGsのゴール及びターゲット、「沖縄21世紀ビジョン」、県民意識調査回答などを中心に、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響や変化を織り込み、沖縄の歴史的・地理的・自然的・社会的特殊事情を踏まえて、12の優先課題を設定しました。これを2030アジェンダの「5つのP」に沿って分類すると以下の通りとなります。

5つのP

※12の優先課題

01PEOPLE

人間

1.性の多様性(LGBT等)、障がいの有無、国籍など、互いの違いを認め合い、一人ひとりが大切にされ、あらゆる場所で活躍できる社会の実現(多様性の尊重、個人の尊厳)

将来像02

将来像05

2.医療・福祉の充実、健康長寿と生きがい、子どもを貧困から守る子育てしやすい暮らし

将来像02

3.地域への誇り(しまくとぅばの普及・推進等)と夢・目標をもてる学びの確保、教育の充実

将来像05

02PROSPERITY

繁栄

4.基幹産業として持続可能で責任ある観光(サステナブル/レスポンシブルツーリズム)の推進、観光との連携・相乗効果等も活用した産業振興(農林水産業におけるブランド化等)、県経済の基盤となる安定的な雇用

将来像03

5.日本とアジア・太平洋の架け橋となる物流・情報・金融の拠点

将来像03

6.気候変動に適応する強靭なインフラと交通網の整備

将来像01

将来像03

03PLANET

地球

7.多様な生物・生態系や自然遺産を含む自然に囲まれた環境の保全、エコアイランドの実現、自然と調和したライフスタイル

将来像01

04PEACE

平和

8.基地から派生する諸問題の解決の促進、平和を希求する沖縄として世界平和への貢献・発信

将来像02

将来像04

9.共助・共創型の安全・安心な社会の実現

将来像02

05PARTNERSHIP

パートナーシップ

10.ユイマール(相互扶助)の継承、人の和・地域の和

将来像01

将来像02

11.地域・世代・分野・文化等を超えた多様な交流と連携の創出

将来像04

12.世界の島しょ地域における技術・経験の共有と国際貢献・グローバル・パートナーシップ

将来像04

※これらの優先課題は密接に結びついており、課題間の優劣はなく、基本理念の達成のためにすべてに統合的な形で取り組むこととします。

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