沖縄の文化継承×観光「琉球びんがた」の新たな使用シーンを提案しよう!

おきなわSDGsプラットフォームでは2025年9月から10月にかけて、県民参加型イベント「みんなでSDGs!」を開催しています。
「みんなでSDGs!」はSDGsの推進・普及のため、県民の皆様にSDGs活動を身近に感じてもらい、継続的にSDGs活動に取り組んでもらえるようなきっかけを提供する県民参加型のイベントです。

「みんなでSDGs!」の活動の1つとして「学生×企業 おきなわSDGs協創プロジェクト」を実施。今年で3回目の開催となる本プロジェクトでは、県内の学生と企業・団体が協力し、企画立案から実施までを共に創り上げます。
プロジェクトに参加する企業の一つ「沖縄JTB株式会社」は、興南中学・高校の学生とともに、琉球びんがたの新たな使用シーンの提案を通した沖縄の文化継承の課題に取り組みました
学生たちは講座や体験実習を通して、紅型の歴史や模様に込められた意味を学び、その魅力への理解を深めました。
活動の中で、「紅型に触れる機会が少ない」「製作者の存在が知られていない」といった課題を発見。興南祭でのアンケート調査をもとに、「紅型×香り」をテーマにした“紅型デザインの香水”や、“紅型×絵本”など、日常生活の中で紅型に親しめる新しい活用アイデアを提案しました。
2025年10月17日(金)。学生たちは活動の成果報告と紅型の活用提案として、沖縄JTBさん及びおきなわSDGsプラットフォーム関係者に向けてプレゼンテーションを実施。
若い世代の自由な発想から生まれた提案は、伝統文化の継承と持続可能な観光発展に貢献する意義ある取組みとなりました。
プレゼンテーションの様子
▼ 学生によるアウトプットプレゼンテーション
提案内容の各パートごとに発表者を分け、担当意識を強めたプレゼンテーションを実施。学生ならではの感性と発想で、琉球びんがたの新しい活用シーンを提案しました。


▼ 沖縄JTBさんのフィードバック
沖縄JTBさんから学生へフィードバックの中で、「なぜ紅型と香水を掛け合わせようと考えたのか」などの質問を受け、着想のヒントについて回答しました。



▼ 今後の展望
“紅型デザインの香水”や、“紅型×絵本”を実現に近づけるため、沖縄JTBさんから沖縄県内の製造・開発企業情報を共有いただきました。学生との共創の姿勢を維持し、実現に向けた活動を継続します。



▼ 沖縄県から学生へ活動証明証の授与
プレゼンテーション終了後、おきなわSDGsプラットフォームより学生へ活動証明書を授与しました。



企業概要

“沖縄と共に育とう”をスローガンに、「沖縄の経済発展実現に観光を基軸として貢献する」を経営理念として掲げ、沖縄の観光振興になくてはならない存在であり続けることを目指しています。
<主な事業>
・旅行業
・地域活性化事業
・沖縄観光情報を中心とした広告のプロモーション
・旅行商品の企画仕入 など
【「学生×企業 おきなわSDGs協創プロジェクト」に関するお問い合わせ】
株式会社アカネクリエーション内:E-mail / sdgs-pf@akane-ad.co.jp
【「おきなわSDGs プラットフォーム」に関する問い合わせ】
おきなわSDGs プラットフォーム事務局|E-mail: platform[@]okinawa-sdgs.jp